今年の11月に開催予定の中国国際輸入博覧会(CIIE 2020)に於いて当協会にて日本パビリオンの設置をします。
■中国国際輸入博覧会(CIIE 2019)での日本パビリオンの設置
- 名称:第二回 中国国際輸入博覧会(CIIE 2019)
- 会期:2019年11月5日(月曜)~10日(土曜)6日間 9時00分~17時00分
- 開催地:国家会展中心(上海)
- 主催機関:中国商務部、上海市人民政府運営機関:中国国際輸入博覧局、国家会展中心(上海)
- JJTA/矢野経済研究所による日本パビリオンの設置(日本から16社出展)
第2回目となる中国国際輸入博覧会が、2019年11月5~10日、上海に新設された世界最大の展示会場「国家会展中心」にて開催された。
米中貿易摩擦のさなか、“世界に向けて中国が輸入に寛大である”ことをアピールする意図もあり、習近平氏肝入りで始まった昨年の第一回目の博覧会。中国全土から80万人が来場し、会期中の成約額は6兆円に達した。
今年は展示面積を2割広い36万㎡(東京ドーム8個分)に拡大し、出展社も大幅に増えた。またフランスのマクロン大統領を始め多くのVIPが来場し、盛大な国家行事となった。
8Kテレビからドローンタクシーまで展示されるこの展示会に中で、昨年同様にジュエリーパビリオンが設置された。昨年は中国の上場企業で翡翠販売最大手の張鉄軍グループと矢野経済研究所がコラボする形で日本パビリオンを設置。甲府や御徒町など26社の宝飾企業が出展した。
しかし、通常の展示会と違い、国家イベントであるためか、出展方法や会場での販売ルール、関税率などが二転三転し、出展者から「もうこりごり」、「とてもついていけない」との不満が噴出。結果今年は出展を希望しない企業も多く、昨年より10ブース少ない16ブースでスタートした。
■中国国際輸入博覧会(CIIE 2018)での日本パビリオンの設置
- 名称:第一回 中国国際輸入博覧会(CIIE 2018)
- 会期:2018年11月5日(月曜)~10日(土曜)6日間 9時00分~17時00分
- 開催地:国家会展中心(上海)
- 主催機関:中国商務部、上海市人民政府運営機関:中国国際輸入博覧局、国家会展中心(上海)
- JJTAによる日本のジュエリー出展者サポート26社
■中東ウォッチ&ジュエリーショー
MidEast Watch & Jewellery Showで日本パビリオン設置
香港以外の新しいマーケットを求めて日本企業のチャレンジャーが動き出した。彼らが向かった先は中東マーケットである。
税も10%(関税5%、VAT5%)と低率であることも魅力であるが、何よりも中東はオイルマネーを背景に近年飛躍的な成長を遂げた。中でもUAE(アラブ首長国連邦)は国際都市として中東諸国の玄関口としての役割を担っている。そのUAEはドバイやアブダビなど7つの首長国から成るが、近年注目されているのがシャルージャ(Sharjah)だ。シャルージャは日本から直行便のあるドバイから車で30分程度とアクセスが比較的容易である。
今回、主催者からの依頼で、弊社がアレンジをして初めて日本パビリオンを設置した。
残念ながら初回の展示会ということで商品が合致しなかったことや、来場者への訴求ポイントが見いだせなかった事、価格と商品のバランス、独特の商習慣などもあり、結果は満足のいくものではなかったが、初日の朝にはシャルジャ国王も来場し、地元で大きなニュースになった。各社とも初回としては糸口を掴んだというところだろう。
展示会概要
展示会名:MidEast Watch & Jewelry Show
会 期:2018年10月2日~ 6日
場 所:Expo Centre Sharjah, UAE 約3万㎡
開催時間:10月2-3日 昼12:00 ~ PM10:00、4-6日~ PM11:00まで
展示会HP:http://www.mideastjewellery.com/
出展社数:500社
来場者数:61456人(業者&ユーザー)
日本からの出展者10社
■中国昆明国際石博覧会
2017年7月10日~17日までの8日間、中国雲南省昆明市で「2017中国昆明国際石博覧会」が開催され、23ヶ国・地域から出展者が集まった。主催は、中国雲南省石産業組合で、同博覧会では、日本のIJTのおよそ3倍近い展示面積、6万5000㎡(IJTが凡そ25,000㎡)に様々な種類の石が展示された。
雲南省は中国の西南部に位置し、ミャンマー・ラオス・ベトナムと国境を接している。首都昆明市でも高度2000メートル近くあるため、夏でも涼しく、1年中春のような気候が中国人の人気観光スポットとなっている。また石の産地として知られ、昔から翡翠や石林彩玉 黄龍玉と呼ばれるメノウが産出されている。
最近この雲南省で新たに鮮やかな模様のメノウが発見され注目を集めた。石林彩玉と名付けられたこの石を、雲南省としては付加価値をつけて販売したいという想いから、日本の優れたデザイン力やモノづくりの力を借りたいとして、今回コラボレーションの為の日本のジュエリーデザイナーパビリオンの設置となった。